2×4注文住宅のメリットを紹介します。
ツーバイフォーとは住宅工法の名称のひとつで、日本ではこのツーバイフォーの工法のことを「枠組み壁工法」という正式名称がついており、世界中で採り入れられている工法のひとつです。
ツーバイフォー工法が採り入れられている国々の気候は、決して良いとは言えず、むしろ過酷な条件の場所で採り入れられているので、非常に強度のある建物であるといえます。
ツーバイフォーはシンプルな構造のため大量生産をすることも可能でコストダウンを図ることができます。
ツーバイフォー工法の注文住宅は、6種類の構造用製材を基本として使用しますが、それらはJAS規格により、厳しく品質がチェックされている上に、使用する部位ごとに製材品の規格などが細かく定められています。
また、ツーバイフォー工法では、構造体の接合部に専用の釘や接合用金属を使用します。
釘に対しても使用する箇所や間隔、打ち方、使用本数に至るまで細かく明確に規定がされています。
このように徹底したマニュアル化により、施工者の技量に左右されることがなく、どのツーバイフォー注文住宅も均一な品質と性能を実現しています。
木造の注文住宅は一般的に火事に弱いと考えられているようですが、確かに木は燃えやすい性質を持っていることは事実です。
しかし、ある程度の太さや厚さがある木材は、燃え始めると表面がこげて炭化層を作ります。
この炭化層のため内部まで火が及ばず、強度が低下しにくい性質を持っています。
また、通常火に強いとされている鉄筋などは550℃で変形が始まり、支柱として使用されている場合は、骨組みごと崩壊することにもなりかねません。
火災のときには700℃〜950℃まで達する温度に耐えられる、決められた太さと厚さがあるツーバイフォーの注文住宅なら安心です。